鴨川に寄せて

論理性などありはしない 自分を解くのみ

2019-01-01から1年間の記事一覧

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恋人が一人暮らしの家に来てくれると嬉しくて、楽しくてあっという間に時間が経つ 恋人が帰ってしまった後の家はがらんとしていて、一人暮らしをしてもあまりさみしいと感じなかった私でも少し落ち込んでしまう。毎日一緒に過ごせたらいいのに。

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私にとって、私にとって文学とは、やっぱり救いだった、それから自分を保つために必要なものだ。ほんとは文学のことがそれほど好きでないことを分かっていても、生きるために必要だった。それは今もきっと変わっていない。 誰も私を知らなくていい、誰も私が…

0623

私を好きになる人は、みんな私を好きになるだろうと思ってしまった人ばかりだった。 そのことを感じ取ってしまった時の居心地の悪さはもういらないな

5月1日 恋人

本当は平成の終わりにこの記事を書こうと思ったんだけれど、気がついたらもう時代は変わってしまっていた。お酒を飲み過ぎていて意識を失っていた私を起こし、恋人はスマートフォンに表示された時間を指さした。23:59、あっ、と目が覚めたと同時に、0:00に移…

3月31日 さようなら文学

卒業式の後手渡された成績表。卒業論文の評価が芳しくなくて、それでも怒ったり悲しんだりすることもなくただ、そんなものなのだろうと受け止めるしかなかった自分がいた。晴れ着に身を包んだ同級生に交わることなく、さえない黒スーツでぼんやりと大学構内…

3月20日 祈り

好きだったパスタ屋さんが2月末で閉店していた。 その店は、高校の最寄り駅から少し歩いたところにある店だった。いわゆるちょっとおしゃれなイタ飯屋で、しかしそれほど高価でなく、緊張せず入れる店だった。初めてその店に行ったのは、高校2年生の時だっ…

3月18日 聲の形

「聲の形」を見た。劇場で2回、ブルーレイを買ってから3回見たことになる。毎回違った発見があるのがこの映画のすごいところである。 私はいつも硝子が窓から飛び降りようとした後、結絃と西宮母が部屋に飾ってあった、死骸の写真たちを剥がすシーンで涙でし…

2月20日 クラスメイト

友人とも言えないようなクラスメイトと、地元の最寄り駅から帰ったことがある。 彼女の名字がどうしても思い出せないが、高校一年の時のクラスメイトだった。一年の時ではなく、クラスが離れてからのことだった。何故一緒に帰ったのかは覚えていない。普段バ…

2月17日 子ども

少し前に「結婚」についての記事を書いたけれど、その続きのようなものを書いていきたいと思う。本日は「子ども」について。 小学校から大学にかけて、恋愛や結婚について語った友人に多かったのが「早く結婚して、子どもを産みたい」という考えだった。中に…

2月13日 喧嘩

こんなエピソードがある。 小学6年生の卒業遠足のことだった。義務教育が好きなグループを作ってUSJを巡るという内容だった。私たちのグループは6~7人くらいで、事前にどのアトラクションに乗ろうか議論していた。そんな中で、グループの1人に絶叫系の苦…

2月7日 大学生活

先日、卒業論文の口頭試問を終えた。おそらく、卒業することが出来るだろう。 私の汚く、惨めな大学生活の中でも、出会えた人がいた。そんな人のことを書こうと思う。 教職の授業で、私の模擬授業に対して、直接目を見て面白かったと言ってくれた女の子。時…

1月27日 弔い

母の友人が亡くなった。 特に生存率が低いと言われる病にかかり、その生存率の通りに亡くなってしまわれた。母の一番とも言える友人で、本当に痛ましい。そして、母と同じ年齢の人が亡くなるのは娘としても感じることがあった。 母の友人を仮にAさんと呼ぶ…

1月11日 結婚

よしもとばななの『イルカ』を読んで、女の生き方や結婚、子どもを産むことについてうんうん唸りながら考えていたら、少し年上の先輩が数人がめでたくも今年中に結婚すると立て続けに報告していて余計に不思議な気持ちになった。 24や25は現代で言えばちょっ…

1月3日 2019年100の目標

自分を許す 自分を好きになる 合わない人と付き合い続けない そばにいる人を大切にする ゆっくり、穏やかに話す 怒りっぽい性格を少しマシにする 自分の冷たさと優しさを理解する 心を開かず、孤独でいることを誇る 心を許せるなら、とことん素直に 自立し、…